50代で気付いたこと~体調と仕事と子育てと~

50代の気づき~体調不要と仕事と子育て~

時間は流れていたということ

時の流れ

ぴあぴあを始めたとき長女と長男は3歳と1歳。私は32歳でした

当時生徒たちはうちの子供たちより年上

保護者のみなさんも年上でした。

子育てについて色々教えていただいたものでした。

ほんとに有難かった。

 

それからだんだん、

保護者に同年代が多くなり

今では保護者の皆さんは年下になり、

生徒たちはわが子より随分年下になりました。

 

この20年で教室を取り巻く環境も色々変わりましたが、

なにより私自身変わっていたようです。

今回の体調不要によって

改めて色々考えることになりました。

 

皆さまには本当にご迷惑とご心配をおかけしましたが

人間一度は弱ってみるものなのかもしれません。

 

50代の身体と向き合う(嫌だけど…)

6月半ばに胃腸炎になったことをきっかけに

身体のあちこちに不調がでてしまい、

1週間くらいはほぼ寝たきり

体力回復期間を入れて2週間休みをいただくことになりました。

 

年相応に体力は落ちているのだと思いますが

基本的に丈夫で、

定期健診でも問題もなくきてしまったので

どこか油断と過信があったようです。

 

次男が高校生になり、

長い子育てもようやく一区切りがついたので

(第一子の長女と第三子の次男は9歳年齢差があるので割と長い子育て期間かも)

ずっとやりたいと思っていた

「リトルモーツアルトプログラム」を開始しました。

 

1年ほど前には

高齢者向けの音楽レクリエーションをオンラインでやってほしいという依頼を受け

うっかり手を出していた上に新しいプログラム開始。

 

振り返ってみると、次男の高校受験勉強にも割と協力していたので

物理的、精神的にオーバーワークだったようです。

 

戦友との共通体験

じつは

20年以上仲良しのママ友がいるのですが

彼女にも体調不良の連鎖が同じ時期に起こっていました。

 

長男長女が同じ年で一緒に子育てをしてきた戦友であり、

反抗期、受験、部活など

ずっと共に悩みながら仕事を続けてきた仲間でもあります。

 

仕事観が似ていて二人とも

会社に所属するのではなく個人事業主という働き方を選らんでいます。

なんというか・・・

「仕事のやり方は生き方だ」

という考え方が似ているのかな。

 

そして、

その彼女との間でいつからか合言葉になっているのが

「子育ては究極の娯楽、贅沢な遊び」

ということ。

だから子供たちには

人生観を押し付けたりせず、

まして

自分の夢を子どもに託すなんて

絶対思わないこと。

 

娯楽なんだから楽しもう!

そのために、時には

仕事より子どもとの時間を優先することもありだよね

ということをいっていました。

ちなみに、彼女と私は同じ年です。

 

そして今、

子ども達が20代になり(うちは高校生が残っているけど、彼女は子ども2人なので)

「本格的にやりたかったことに没頭するぞ!」

と思ったタイミングで

二人一緒に体調不良ってオチ。

「年をとるってこと忘れてたよねー」

と笑い話になりました。

 

「子どもなんてほっといても育ったし、

どうせ勝手に好きなことやってるんだから

やりたいと思った仕事先にやっておけばよかったよねー!

時間返して~!」

と病床で笑い合っていました。

 

結局今は二人とも回復して

「今日は人生で一番若いんだから、

早く思い切り仕事しよう!

10年後に後悔しないように!」

と励ましあっています。

やっぱり仕事が好きなんです。

 

結論はないし教訓もないのですけど

この小噺の教訓は

「年をとるってこと忘れんなよ!」

ってことだけ。

 

幼い子どもが目の前にいると

可愛くて色々やってあげたくなるし

責任や使命感をもつのは普通のことです。

そして、

かかわりを持つ時間が少ないと

ちょっと罪悪感をもったり。

 

けれど、

そんなの気にしないで!

親が手をかけたらいい子になるって保証はないです。

親は完璧ですか?

ひょっとしたら

親が手を下手に手出ししない方がいい子になったりするのかも。

 

いえいえ、これは例えですよ

 

思いつくことは

何でもやってあげるのは素敵ですし

放置することを推奨しているのでは

絶対にありません。

 

だけどやっぱり、

親が自分の人生を思い切り生きるって大切だと思います。

そして子育ては娯楽として楽しむ

 

成功しなくても

勝たなくてもいい

娯楽ってそういうもんでしょう?

 

子育ては義務でも使命でもでもない

だから子供にかけるお金は全部娯楽費。

旅行と一緒。

 

うちなんて3人ですから

世界1周できるくらい娯楽費使っているかも

あーおもしろかった!

それでいいのでは?!

 

50代、

皆さんより少し先輩の母がめずらしく

身体を壊して色々考えたことを書いてみました。

 

自分らしい働き方と子育ての両立に正解はありません、

でも不正解もありません。

自分の人生を大切にしてください!

 

「思い立ったが吉日」

今後私の座右の銘になりそうです