ギロック作曲【フランス人形】ピアノ演奏難易度②
ピアノ発表会 難易度別曲紹介
初級者がピアニストになれる曲
今のレベルでどんな曲が弾けるのか
参考にしていただけるように
ピアノ演奏難易度を曲の解説に加えます。
「難易度別ピアノ曲紹介」です。
発表会で子ども達が演奏する曲からのご紹介です。
ご一読後、選曲の参考にしてくださいね。
ピアノ演奏難易度…といっても基準が難しいので
目安としては
曲を最初から最後まで
1~2週間で
全ての音を弾けるようになるレベル
です。
「美しく響かせる」
「全体の構成を考えつつ表現する」
といった表現レベルではありませんので誤解のないように。
難易度②ギロック作曲
フランス人形
ギロックはアメリカの作曲家。
ぴあぴあの発表会で度々登場していますので
ご存じの方も多いと思います。
ギロックは
2017年に生誕100年
クラシック音楽界隈では現代曲です。
ギロックの曲は
メロディーが美しく
構成が明確。
そして
表題つきの曲が多いので
具体的なイメージをに広げやすい。
そして(ここがポイント!)
和声がちょっとおしゃれ。
大胆な和音を多く使いすぎると
親しみやすさが薄れてしまう
かといって
平易な和音ばかりだと退屈
ギロックの曲は
そのさじ加減がちょうどいい。
音楽の構成要素である
メロディー
和音
リズム
これらのバランスが絶妙です。
なので、
初級者でもピアニスト気分を味わうことの出来るのです。
今回ご紹介する
「フランス人形」
もギロックらしい
美しいメロディーの曲。
メロディーが
一筆書きのように
単旋律で流れます。
単旋律なので
沢山の音を一度に弾かなくていい。
指の力が弱い子どもが
和音を弾かなくてすむ。
そして
譜読みが楽
演奏のポイントは
メロディーがサラサラ流れるように聴こえてほしいので
左手から右手にメロディーをパスする部分が
ぎこちなくならないようにしたいですね。
サラサラ流れるメロディーにつける強弱は
上品にさりげない方が良い気がします。
ギロックの曲が気に入ったら
こんな曲もおすすめです。
人形にも色々ありますが
「お人形みたいにかわいいね。」
というのと
「フランス人形みたいね」
というのって違いますよね。
「バービー人形みたい」
「市松人形みたい」
これも違いますね。
どうぞこの曲を弾くときは
「フランス人形」
に聴こえるように弾いてくださいね。
人形つながりの余談です。
時々ご質問いただく
我が家のピアノの横にすわっているお人形たち。
ウォルドルフ人形という人形です。
長男が生まれる時、
2歳だった娘に母がプレゼントしてくれました。
母の手作り人形です。
私は手芸はからっきしダメですが
興味のある方は手作り教室があるそうです。
観賞用のフランス人形とは対照的に
実用的なお人形です。
娘が小さいころ
髪型を変え、着替えさせ、お風呂にも入っていました。
お人形も色々ですね。
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