グループレッスンの教材はよりどりみどり。まずは気に入った本からどうぞ

グループレッスンの教材

楽譜

ぴあぴあグループレッスンで使用している教材です。

「ピアノが好きになりますように!」

と念じながら渡します。

最近はたくさんのピアノ教則本が出版されていて

楽譜屋さんにいくとつい読みふけっています。

熱心に立ち読みし過ぎて椅子を出されたことも…。

 

ピアノを始めたばかりの時期は

音符を少ししか使えないので

曲が単調になってしまうのが悩みです。

 

やさしさにあふれた教則本

「うたとピアノの絵本」(全3巻)

呉暁 著

音楽之友社 出版

はじめてピアノを習う子ども達は

不安でいっぱい。

それは私もおなじ…。

「ピアノをすきになってもらえるかな?」

とドキドキしています。

 

この教本はそんな私と、子ども達を

やさしく導いてくれます。

曲はすべて8小節程度で歌詞つき。

付属のCDには変化に富んだ伴奏が

収録されているので

味気ない練習にとどまることはありません。

 

一番のポイントは

歌詞が自然で美しいこと。

 

著者 呉さんはあとがきに

 

「私は、これからのびる感性の芽を

あたたかく大切に育ててあげたいと

ねがっています。

 

歌詞の内容に自然の素晴らしさ

子どもの遊び

家庭のぬくもりなど

失われてゆく

ふるいもののよさを盛り込んで

子ども達を

あたたかくつつんであげたかったのです。」

とあります。

 

その言葉のとおり進み方も緩やかで

知らず知らずのうちに

基礎を習得できるように作られています。

 

1巻「みぎて」
ト音記号のド~ソまで。

音符を覚えながら鍵盤に慣れていきます。

 

2巻「ひだりて」

ヘ音記号ファ~ドまで。

ヘ音記号だけを独立して扱う教本は珍しいかも。

 

3巻「りょうて」

いよいよ両手での演奏。

音符は今までの2冊で覚えた10個を使用。

覚えた音符の定着と、両手を使うことに

慣れることを目指します。

 

 

楽しみと達成感を味わう曲集

「わかーる曲集」

田村智子、岩瀬洋子 著

全音楽譜出版社

 

耳なじみのある童謡や

クラシックの有名な曲が

入った曲集です。

一曲につき複数の伴奏が用意されているのも

楽しい工夫だと思います。

 

一冊が薄くて曲数が少ないので

1年あれば十分一冊を終えられます。

それにより達成感を得られるのも

魅力の一つです。

グループレッスンでは1.2巻のみ使います。

 

おしゃれな響きを感じられる曲集

「キラキラピアノ こどものピアノ名曲集」

轟 千尋 著

全音楽譜出版社

外国の民謡やクラシックの有名曲が入った曲集です。

この曲集の魅力はアレンジが抜群なこと。

シンプルな響き

おしゃれな響き

民謡風の響きなど

さまざまな響きに幅広く出会うことが出来ます。

 

グループレッスンでは1巻を使います。

リズムの楽しさを感じる曲集

「ラーニングトゥープレイ

ロックリズムラグタイム」

メルヴィン・ステッカー著

ノーマン・ホロヴィッツ著

全音楽譜出版社

 

20世紀の音楽スタイルと響きを基にした曲集です。

 

童謡があまり好きではない子どもが

気に入ることが多いようです。

 

ジャズで多用されるリズムと響きを

かっこいいとか、楽しいと感じる子どもに使います。

 

好みが分かれるので

「変な曲」

と嫌われてしまう確率高いです。

 

私は好きですけど。

 

グループレッスンでは1巻を使います。