クラシック音楽入門~すべての音楽はクラシックに通じる!~
「クラシック音楽、何から聴けばいいでしょう。」
「クラシック音楽がわからないのですが
どの曲から聴くべきか
教えてください。」
というご質問を
保護者からときどき受けます。
音楽は
「好きな曲を好きなよう聴く」
だけで良いと思います。
けれどもクラシック音楽は、
曲の数が膨大なので
何から聴いてよいのやら
目移りしてしまうようですね。
やみくもに、手あたりしだい聴くのは
おすすめしません。
簡単なのは
「曲選びマトリクス」作りです。
自分の好きな傾向を探すと
好みが絞れるのでおすすめ。
曲を聴いて、子ども達と感想を言い合います。
感想は
「素敵」
「素晴らしい」
ということだけでなく
「変な曲」
「たいくつな曲」
といったネガティブでもオッケー。
感想を言ううちに不思議と
自分の好みがはっきりしてくるのです。
曲紹介
最初に聴く数曲は
このサイトで紹介しているような
子ども達が弾く小品が良いです。
短いので時間がかからないし、
曲の骨組みが分かりやすいですから。
曲の感想を何曲か言ったあとで
解説を読むと
自分の好みがかなりはっきりします。
解説の内容は作曲家のこと
時代背景のこと
曲のメロディーや和音の特徴など
いろいろ。
それを参考にちょっとでも興味のある曲を聞いてみてください。
(出来れば子ども達と一緒に…。)
好きな曲があれば、
その曲を中心軸にします。
軸が決まれば次は
同じ作曲家を縦軸に
同じ時代を横軸にとって
いくつか曲を聞いてください。
何曲か続ければ
きっと好みの曲が何曲か見つかると思います。
クラシック音楽の基礎知識
好みの傾向がある程度見えてきたら、
さらに掘り下げていきましょう。
手がかりは
作曲者の出身国と時代です。
好きな曲の傾向が
18世紀の作品なのか
19世紀の作品なのか
現代に近い時代の作品なのか。
もしくは18世紀よりも古いかも。
そして好きな曲の作曲者は
ドイツ人なのか
ロシア人またはフランス人なのか
日本人かもしれないですね。
この二つが決まれば
もうクラシック通です!
どんどんその時代の曲、作曲者の曲を聴いていきましょう。
音楽はジャンル問わず
楽しむものですし
そもそも
全ての音楽の源流はクラシック音楽に
つながるので
クラシックだから難しい
ポップスだから薄っぺらい
ということは全くないと思います。
要するに
楽しんだもの勝ちです!
ちなみに私は
どんな音楽も聴きますし
嫌いなジャンルはあまりないですが
歌詞を覚えるのが苦手です。
に書いています。
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