バッハもヘンデルもオルガン演奏者。ハロウィンはお盆?クリスマスはお誕生日祝?

ハロウィンは西洋風お盆

ハロウィン

10月31日はハロウィンです。

コロナの影響で

近頃は静かに過ごす傾向でしたが、

今年あたり、

仮装した人々が街を練り歩くのでしょうね。

 

うちの子ども達も

小さい頃はサンモール商店街で

「Trick or Treat」

していました。

サンモール商店街のハロウィンは

人がごった返していなくて

のんびり楽しめる雰囲気が素敵でした。

商店街の皆様、

その節はお世話になりました!

 

今年も開催するのかしら?

小さい子どもの

デビューにおすすめですよ。

 

ハロウィンというのは

死者があの世から帰る

お盆のような行事ですね。

 

一見クリスマスと同じく

キリスト教のお祭りのようですが、

キリスト教の教会では

ハロウィンは(多分)

お祝いしていないと思います。

もともとキリスト教の行事ではなく

ケルト人のお祭りが

由来だからなのでしょう。

 

キリスト教では

11月1日は「諸聖人の日」

11月は「死者の月」なので、

ハロウィンと無関係ではないですが。

 

多分キリスト教が世界に広がる過程で、

ケルト土着のお祭りに

キリスト教がのっかった

といったところでしょうか。

 

11月は死者の月

オルガン

そんなわけで、キリスト教では

11月は死者のために祈る月

「死者の月」

ということに決まっているようです。

 

私の母校もカトリック系の学校なので

毎年11月

1年間に亡くなった方のための

追悼ミサが行われています。

 

私はその追悼ミサを

準備する役員を務めている関係で

昨年オルガンを演奏をしました。

 

追悼ミサでは、

通常ならば

コーラス隊が音楽を担当するのですが

コロナの影響でお休みなので

ピンチヒッターです。

 

オルガンといっても

パイプオルガンではなく

ハモンドオルガンです。

 

オルガンというと

幼稚園のオルガンを想像される

かもしれませんけれども、

あれはリードオルガンです。

 

ハモンドオルガンは

鍵盤が上下2段。

そして足元にも鍵盤が並んでいます。

鍵盤上部には

沢山のスイッチがついていて、

それを操作すると音色が変わります。

 

エレクトーンに近いイメージ

かもしれません。

 

私はオルガン素人なので

オルガンの持つポテンシャルを

1割も引き出すことが出来ていないはずなのですが。

 

それでも普通に弾くだけで、

温かい音色が教会全体に響いて

とてもいい気分になります。

音が聴こえるというより、

音に包み込まれる感じ。

 

今年もまた、

演奏させていただけるそうなので

今から楽しみにしています。

 

もしまだ一度も

教会に行ったことがない方、

一度中に入られることをお勧めします。

可能ならミサに参加するがいいと思います。

クリスマスミサは特別感がありますが、

それ以外の普段のミサでも

十分雰囲気は味わえると思います。

 

多分、電子楽器が発達する前から

ステレオ効果で音楽を聴いていたのは

教会に集う人々だったと思います。

 

あの音響効果は経験する価値ありです。

(私はキリスト教信者ではないので、

布教の意図はありません。念のため)

 

教会でオルガンや歌の響きを経験してから

バッハ、ヘンデルなど

オルガニスト兼作曲家の作品を聴くと

魅力が一段と感じられることでしょう。