言うことを聞かないのは「舐められている」サインかもしれません(その2)

新年に考えてみる、子どもの「舐めた態度」

親子ケンカ

なぜ、子どもは親や先生を「舐めたような態度」

になるのか

ということを前回考えてみました。

前回記事はこちらです

「舐めたような態度」

をとるのは

子どもの甘えではなく

「ルールが見えない」

からかもしれませんよ…

ということをお話ししました。

つまり、

子どもが
言うことを聞かなくなった
軽い態度をとるようになった
なめたように見える

そう感じたとき、
子どもが悪くなった…

ということではなくて
子どもが置かれている状況が
「分かりにくくなっている」

だけではないかなと。

たとえばポイントカードが…

たとえば

いつも行くお店で買い物をしたとします。

今日はポイントがついた

次の日は、なぜかポイントがつかなかった

その次の日は、突然ポイントが2倍だった

理由の説明は、特にありません。

こんなことが続いたら、どう感じますか?

「今日はポイントつくのかな?」
「まあ、ついたらラッキーでいいか」
「どうせよく分からないし、期待しないでおこう」

だんだん、
ポイントを意識して行動しなくなると思いませんか?

子どもも、同じじゃないのかなと思うのです。

親の対応が日によって変わると、
子どもの中では

今日は怒られた

昨日は注意だけだった

一昨日は何も言われなかった

すると子どもは、

「やった方がいいのは分かるけど…」
「でも、やらなくても大丈夫な日もあるよね」

と感じるようになります。

これは、
反抗とか、なまけではなくて

「ルールが見えない状態」

です。

ルールが見えないと、子どもは不安になります

子どもは、
「自由」がほしいように見えて、
実はとても分かりやすさを求めている気がします。

何をしたら
どうなるのか

これが見えないと、
子どもは安心できません。

安心できないと、
大人の言葉を本気で受け取れなくなります。

その結果、

「どうせ今回も何とかなる」
「本気で言ってないよね」

「どこまでいけるかな…」

みたいな試すような感じになってくる

それが
舐めたような態度の正体。

「甘やかし」の問題ではありません

この話は、
「甘やかしているからダメ」
という話ではありません。

優しくすることと、
対応がぶれることは、別です。

優しくても
寄り添っていても
受け止めていても

「ルールが毎回同じである」

ことは、できます。

むしろ、
優しいからこそ
分かりやすく、同じ対応をする。

それが、
子どもにとっていちばん安心な関わり方です。

子どもにとってつらい

一見すると、
舐められている大人の方が
「寛容で子どもに自由を与えている」

ように見えることもあります。

でも実際は逆です。

子どもはいつも、
「今日はどこまで大丈夫かな」
「今日は怒られるかな」
と、空気を読んでいます。

これは自由ではなく、
不安定な状態です。

新年ひとつめの記事が途中になってしまいますが

とてもよくご相談を受ける話なので

丁寧に書こうと思います。

次回で完結します!