言うことを聞かないのは「舐められている」サインかもしれません(その1)
子どもに舐められるのは「優しさ」じゃない?親子に必要な距離感

子育てをしていて
「もしかして、子どもに舐められている?」
と感じたことはありませんか?
「言うことを聞かない」
「何度も同じことを言わせる」……
そんな悩みを持つ親御さんのご相談をよく受けます。
もしかしたら原因は
「優しい親」
のつもりが
「舐められる親」
になってしまっているのかも。
実は、
私がレッスンで子どもたちと接する際
最も気を付けていることの一つが、
「子どもに舐められないようにすること」
です。
これはべつに
大人のプライドを守るためとか
権威を保ちたいとか
そういう理由ではなくて
子どものために必要だと考えているからです。
「舐められないようにする」のは、子どものため
レッスン時間ではいつも
子どもたちにはリラックスしていてほしいと思っています。
ですから
よほどのことがない限り
叱ったり何かをとがめるようなことはしません。
出来るだけフランクに接するように心がけています。
でも一方で
「人として、どこか一段上に見てもらうこと」
を常に意識しています。
それは、
私のプライドが傷つくからではなくて
先生がが生徒に舐められてしまうことが、
子どもにとってよくないことだと考えているからです。
子どもは「大人を信じていいか」を常に見ている
子どもは目の前の大人をちゃんと見ています。
「この人の言うことは、信じていいのか?」
「この人は、いざという時に頼れる存在なのか?」
「この人は、自分と本気で関わってくれているのか?」
言葉にしないし、
むしろ本人も無意識かもしれませんが
日々の関わりの中で
直感的に感じ取っている気がします。
もし大人が
「何を言っても最後は流してくれる人」
「その場しのぎの言葉を並べる人」
だと思われてしまったら…
子どもは、その大人を
「一段上の人」として尊敬しなくなるでしょう。
結果として
安心感を感じられなくなるということです。
「尊敬」は「怖さ」とは違う
一応誤解のないように言うと
「舐められない=厳しくする・怖がらせる」
ではありません。
子どもに「全人格を尊敬してほしい」
と思っているのではなくて
「この人の言うことには意味がある・理由がある」
と思える存在でいたいということ。
この
「この人の言葉は信用できる、重みがある」
という感覚があるのが大人と子供の正しい距離感かなと。
大人を舐めてる子どもは「自由」になれない
大人を舐めているこどもは
のびのびしているように見えますけれども
違うと思います。
「舐められないようにする」
とは、支配することではありません。
子どもが迷わずに済む
「安心できる枠」
を用意することです。
そのために必要なのは方法は
「対応を一貫させる」
ということ。
シンプルにそれだけです。
そのことで言葉に重みがでるのです。
「ブレない大人」がそばにいることで
子どもは目の前のやりたいことに100%集中できるようになります。
これは、レッスンでも
ご家庭での親子関係でも
同じことが言えるのではないかと思います。
子どもにとって安心できる大人とは、
感情的に揺れ動く人ではなく
「いつも同じ対応をしてくれる人」
です。
「言うことを聞かない」
という悩みは
もしかしたら
「もっと頼らせてほしい」
という子どもからのサインかもしれません。
……と、少し長くなりましたので、具体的な
「一貫性を持った接し方」
の続きは、また来年書かせていただきますね。
皆さま、よいお年をお迎えください!
















