保坂千里作曲【小鬼の火まつり】ピアノ演奏難易度②

ピアノ発表会 難易度別曲紹介

初心者っぽい曲に飽きてきた初心者の子どもにおすすめ

鬼の火

保坂千里 作曲

小鬼の火祭り

 

ピアノを始めてしばらく、初心者のころは

同じ雰囲気の曲が続きます。

原因は広い音域を使えないことと、白鍵だけで弾ける曲が並ぶからです。

 

正直飽きてしまうのは仕方のないことです。

 

その点この「小鬼の火祭り」は魅力的。

 

題名が物語のようなのがまず素敵。

 

そして技術的な制約があっても表現する楽しさを感じられる曲です。

 

2歳3歳ではなく、少し大きくなってピアノを始めた子どもにおすすめです。

 

クラシック音楽の鬼たち

魔王(シューベルト)

メフィストワルツ(リスト)

はげ山の一夜(ムソルグスキー)

パック(グリーグ)

夜のガスパール スカルボ(ラヴェル)

など

 

昔から鬼や悪魔は人を惹きつけるもののようです。

 

この曲の作曲者保坂さんは日本の方なのでこの鬼は「赤鬼」とか「青鬼」かな。

鬼って昔話によく登場しますよね。

こぶとりじいさん

ももたろう

一寸法師など。

 

伴奏の「ダッダッダッダ」という音の連続は鬼の太鼓か足音か

とても写実的。

色々な鬼が出てきて楽しく踊る様子を工夫すると楽しです。