ワルトトイフェル作曲【スケーターズワルツ】ピアノ演奏難易度⑥
ピアノ発表会難易度別曲紹介
世界各地のワルツ王たち
ワルトトイフェル 作曲
【スケーターズワルツ】
19世紀、フランスの上流階級ではスケートが流行ったのだそう。
「スケーターズワルツ」はフランスのブローニュの森のスケート場の風景をあらわしたものだそうです。
ワルトトイフェルの曲は明るく軽快な曲が多いのが特徴。
フランスのワルツ王とよばれたのだとか。
ワルツというとシンデレラが王子様と踊った舞踏会を思い浮かべる方も多いと思います。
もとは男女ペアで踊る踊りが起源。
当初、音楽は踊りを支えるものだったのでしょう。
ロマン派の時代に入り音楽が独立して作曲されるようになりました。
ヨハンシュトラウスは「ワルツ王」
チャイコフスキーは「ロシアのワルツ王」
そしてワルトトイフェルは「フランスのワルツ王」
ピアノ曲ではショパンのワルツ、ブラームスのワルツも有名です。
クラシック音楽では一大ジャンル。
レッスンに来ている子ども達もワルツが好きな子は多いです。
またの機会に書いてまとめて書いてみたいと思います。
巨匠たちの「スケーターズワルツ」
「スケーターズワルツ」発表会ではピアノでの演奏です。
けれどもピアノ演奏だけでなく、ぜひオーケストラ版も聴いていただきたい曲です。
オーケストラには弦管打、音色の違う楽器がたくさん集まっているので曲のキラキラした雰囲気がより強く感じられると思います。
そしてこの曲、子どもがよくピアノの発表会で弾く曲なので軽い小品だと思われることもありますが、巨匠カラヤンとトスカニーニが好んで指揮したので有名なのです。
二人の巨匠を惹きつけるなんて…。
興味がわきませんか?
二人の演奏をもし聴かれるのならぜひ、カラヤン→トスカニーニの順にどうぞ。
カラヤンのスタイリッシュで洗練された優雅な「スケーターズワルツ」にまずはうっとり酔いしれて下さい。
続いてトスカニーニを聴くと椅子から転げ落ちるかもしれません。
こんな曲にも容赦なく緊張感とドラマを与えようとするのがさすがです。
氷が溶けるような情熱の「スケーターズワルツ」になっています。(褒めてます。)
曲紹介で指揮者の話範囲を広げるとキリがないので、指揮者たちについては割愛しますが、「スケーターズワルツ」のこの二人の演奏があまりに違っていて面白いのでご紹介しました。
クラシック音楽につきまとう堅苦しいイメージを覆してくれる二人の演奏なのではないかと思います。
どちらも大好きです。
「あー、音楽って自由に楽しむものだな」
と感じていただけるのではないかな。
この曲が好きな人へのお勧め
【ワルツイングキャット】(アンダーソン)
【舞踏への招待】(ウェーバー)
【美しく青いドナウ】(シュトラウス)
【花のワルツ】(チャイコフスキー)
またの機会に書いてまとめて書いてみたいと思います。
「スケーターズワルツ」発表会ではピアノでの演奏です。
ピアノでの演奏だけでなく、ぜひオーケストラ版も聴いていただきたい曲です。
オーケストラには弦管打、音色の違う楽器がたくさん集まっているので曲のキラキラした雰囲気がより強く感じられると思います。
子どもがよくピアノの発表会で弾く曲なので、軽い感じの小品だと思われることもあります。
けれども巨匠カラヤンとトスカニーニは「スケーターズワルツ」を好んで指揮したので有名
なのです。
そんなことを聞くと少し興味が湧きませんか?
何か彼らを惹きつける魅力があったのではないかと。
二人の演奏をもし聴かれるのならぜひ、カラヤン→トスカニーニの順にどうぞ。
カラヤンのスタイリッシュで洗練された優雅な「スケーターズワルツ」にまずはうっとり酔いしれて下さい。
続いてトスカニーニを聴くと椅子から転げ落ちるかもしれません。
こんな曲にも容赦なく緊張感とドラマを与えようとするのがさすがです。
氷が割れそうな「スケーターズワルツ」になっています。(褒めてます。)
曲紹介で指揮者の話範囲を広げるとキリがないので、指揮者たちについては割愛しますが、「スケーターズワルツ」のこの二人の演奏があまりに違っていて面白いのでご紹介しました。
クラシック音楽につきまとう堅苦しいイメージを覆してくれる二人の演奏なのではないかと思います。
どちらも大好きです。
「あー、音楽って自由に楽しむものだな」
と感じていただけるのではないかな。
ワルツイングキャット(アンダーソン)
舞踏への招待(ウェーバー)
美しく青いドナウ(シュトラウス)
花のワルツ(チャイコフスキー)
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